No 4.2.0
子育てDXプロジェクト
DX戦略アクション編P.37
【令和6年度(3Q)の取組実績】
・令和6年7月1日、横浜市子育て応援アプリ『パマトコ』の稼働を開始しました。パマトコでは、子育て関連の手続をオンラインで申請できるようになり、子育て世帯向けのイベント等の積極的な情報発信も行っています。
・民間との連携では、産婦人科オンライン、小児科オンラインと連携し、パマトコから産婦人科医・小児科医・助産師に24時間相談できる仕組みを整えました。
【今後の取組の方向性】
令和7年度は、パマトコと他システムとの連携を強化し、家庭と学校の連絡システム「すぐーる」、図書館情報システム、放課後キッズクラブ・放課後児童クラブにおける入会・利用申込、施設への入退室を管理する「放課後e-場所システム」との連携機能を構築予定です。パマトコから連携先システムの様々な機能を再ログインなく利用できたり、子育て関連の機能や情報が集約されパマトコ上で確認できるようになるなど、パマトコを中心としたDXを拡大していきます。
【令和6年度(3Q)の取組実績】
・子育て応援アプリ『パマトコ』において、子育て関連手続の中で利用者の多いものについて優先的にオンライン化を進め、子育て中の方が区役所へ行かなくても多くの手続ができるようになりました。
・放課後キッズクラブ・放課後児童クラブにおける長期休暇期間の昼食提供のモデル実施にて、保護者がオンラインで昼食注文できるようになりました。
【今後の取組の方向性】
・家庭と学校の連絡システム「すぐーる」、「放課後e-場所システム」及び「図書館情報システム」と連携開始を予定しています。パマトコから再ログイン不要でシームレスに各機能を使えるようにすることで、より一層の保護者の利便性向上を図ります。
・放課後キッズクラブ・放課後児童クラブにおける長期休暇期間の昼食提供を本格実施するにあたり、専用の注文サイトを構築し、放課後e-場所システム・パマトコ双方からアクセスできるように連携を行います。連携により、保護者の利便性向上に加え、児童の昼食注文状況をクラブが把握できることによる事務負担の軽減を実現します。
・一時預かり・病児保育WEB予約システムにおけるオンライン面談機能の新規開発を行い、自宅で面談できる仕組みを構築予定です。
テーマ 2
子育て関連事業者の事務負担の軽減と
効率的な情報共有
【令和6年度(3Q)の取組実績】
・放課後キッズクラブ・放課後児童クラブ向けの情報受伝達や、一部の補助金申請業務等のオンライン化について全区展開しました。
・放課後キッズクラブ・放課後児童クラブにおける児童の入会・利用申込や入退室情報管理を行う「放課後e-場所システム」を開発し、運用を開始しました。
・保育・教育施設から本市に提出する給付費等の届出書等について、オンライン化の対象を拡大し、郵送の手間を軽減するなど、事務の効率化を進めました。
【今後の取組の方向性】
・放課後キッズクラブ・放課後児童クラブにおける長期休暇期間の昼食提供を本格実施するにあたり、専用の注文サイトを構築し、放課後e-場所システム・パマトコ双方からアクセスできるように連携を行います。連携により、保護者の利便性向上に加え、児童の昼食注文状況をクラブが把握できることによる事務負担の軽減を実現します。
・保育・教育施設から本市に提出する給付費等の届出書等について、引き続きオンライン化の対象を拡大します。また、施設に入力を依頼している情報について、これを不要とできるシステムの構築を行います。
テーマ 3
子育て関連業務における行政事務の効率化
【令和6年度(3Q)の取組実績】
・区における専門職の相談援助業務において、タブレット端末を導入し、記録作成等業務の効率化を進めました。
・区こども家庭支援課と児童相談所において、支援に関する情報管理の一元化や情報共有の円滑化を目的に、新たな児童家庭相談システム構築に向けた検討を行いました。
【今後の取組の方向性】
・保育・教育施設への給付費支払業務において、請求明細作成システムの改修を進めています。データ不整合に伴う再審査・修正依頼の減少により、事務の効率化を図ります。
・区における専門職の相談援助業務におけるタブレット端末の活用を進め、業務のさらなる効率化を図ります。
・令和6年度の検討を踏まえ、新たな児童家庭相談システムを構築します。これにより、こどもと家庭の支援に関する情報を一元管理し、支援の充実と事務の効率化を進めます。