横浜市デジタル統括本部は、デジタル技術に触れる機会を子どもたちに提供することを目的に、横浜市内の小学校でプログラミングツールのMESHを使ったワークショップの出前授業を実施しています。
今回は、南区にある横浜市立別所小学校の出前授業の様子を紹介します。
出前授業では、ミッション1~3で構成される「遊びの天才への道シート」を使用し、児童たちには各マスに書かれたお題をクリアしながら、プログラミングを通して論理的思考を学んでもらいます。
はじめてMESHに触れる児童も多くいましたが、ミッション1では実際にブロックに触りながら、ブロックごとの役割を学んでおり、ミッション2ではチームごとに話し合いながら、どうしたらミッションをクリアできるのか模索しながら取り組んでいる姿を見せてくれました。
最後のミッション3では、紙コップやボールなどの身近な物とMESHを組み合わせて、児童たちに新しい遊びを作ってもらいました。
①閉じた紙コップを開くと明るさを感知し、お化けの声が鳴り、舌が出る仕組み、②スコップに2種類のブロックをつけることで、傾きやボタンの押下を感知し、それぞれに応じて音が変わる仕組み、③箱を開けると、明るさを感知して、笑い声が鳴り響く仕組み、④ボタンの押下や人の感知に応じて音を鳴らし、シューティングゲームが楽しめる遊びなど、グループで考えた新しい遊びの仕組みをしっかり形にできていました。
児童から以下の感想をいただきました。
・タブレットを使って、簡単にプログラミングができるのが楽しかった!
・複数のブロックを使って、プログラミングをするのが難しかった!
・出前授業を通して、友達と仲が深まった!
令和6年度に、横浜市立小学校4校を対象に出前授業を実施します。
実施済みの小学校については、以下の記事で紹介しています。
・横浜市立西柴小学校(金沢区)
・横浜市立南神大寺小学校(神奈川区)
今回の出前授業で使用した教材は、横浜DIGITAL窓口の特設サイトで一般向けに公開しています。
今回の出前授業で使用した、シートやカードもダウンロードすることができます。
詳細について以下の特設サイトをご覧ください。
遊びの天才になろう!工作×プログラミングワークショップ特設サイト